中国語で紫音之王!?
ヒカルの碁で囲碁に興味…南ア留学生が二段合格(YAHOO!ニュース)
いいなぁ。しおんの王もこんな風に……なる訳ないか。
でも待てよ、中国語に翻訳された漫画第1巻の1ページをアニメ放送前にネットのどこかで見たような記憶が……。
いいなぁ。しおんの王もこんな風に……なる訳ないか。
でも待てよ、中国語に翻訳された漫画第1巻の1ページをアニメ放送前にネットのどこかで見たような記憶が……。
あった。
英語のサイトも。
辿り着く手がかりとなったのはこちらの英語で世界に発信するブログ様のこの記事とTakodori's Self-brainstorming How to Promote Shogi Globally様のこの記事。
雑誌的にややマイナーなうえ、まだアニメ化もされていなかった時期からファンによる翻訳はなされていたようである。我々が自覚している以上に、日本の漫画は注目されている。
ただ、とはいえ、しおんの王では冒頭のような事を引き起こせないだろう。マニアの間ではともかく、世間的な認知度が低すぎる。しおんの王は1作の漫画としては面白いが、将棋ブームを巻き起こしうる「将棋漫画」かといえば正直否定せざるを得ない。最近の漫画の中では『ハチワンダイバー』が「将棋漫画」として光っているが、大人や中高生のみならず小学生や漫画にあまり興味を持たないような人間まで広く遍く多数の人間を巻き込んだ一大将棋ブームを巻き起こそうと思えば、やはり少年誌において「とっつきやすい・ハイクォリティーな対局・興奮するストーリー」の三拍子揃ったメガヒットを叩き出すしかないのかも知れない。
あと忘れてはならないのが将棋漫画を取り巻く状況とヒカ碁を取り巻いていた状況が決定的に異なるということだ。何せ『ヒカルの碁』は史上初の囲碁漫画と呼んでも過言ではないからだ。だからこそ日本棋院はしっかりとバックアップをし、マスコミにも注目され、過去作品による妙な先入観というものも無しに人々はあの作品を迎えた。他方、麻雀漫画にも言えることだが将棋を題材にした漫画は遥か昔から多数存在していたようである。こちらのサイトによれば少なくとも昭和44年には将棋漫画は存在していたらしい。この時点で『ヒカルの碁』のような「新鮮さ」を狙う事は出来ない。また、その後多数の将棋漫画が作られてきたが、『月下の棋士』などの作品の為に人々の間には少々ダークなイメージが染み付いてしまったのではないだろうか。
ゆえに将棋漫画は「注目されにくい」上に「とっつきにくい」という二重のデメリットを背負う羽目になった。
おまけに麻雀漫画の場合は「近代麻雀」という麻雀漫画専門しがあり、需要を遥かに超しているのではないかと思われるほどの(笑)供給がある。そういう作品の嵐の中で『アカギ』『むこうぶち』『哲也』『天牌』など多数の良作(それも著名な)が生まれている。
他方将棋漫画の場合は作品数はそれほど多くない。そして屑作品は連載6回ほどですぐクーリングオフ、というような専門誌(どことは言いません♪)も無い。よって相対的に良作と呼べる将棋漫画は少なく、『K○MAK○MA』のように少年誌で連載して見事にすっころんだ作品が目に付いてしまう。
とにかく将棋漫画を取り巻く状況は中途半端なのだ。
もっとも、将棋がもつゲーム性そのものが漫画に向いていないかもしれない。麻雀と違い将棋の局面を作るのはかなりの困難を要する。(ちなみに『しおんの王』の原作者は元女流棋士で1強時代を築いた林葉直子であり、『ハチワンダイバー』の将棋監修はアニメーターの息子でプロ八段の鈴木大介が行っている)
しかし同様のディスアドバンテージをもっていた囲碁においても『ヒカルの碁』という名作が出ているのだ。そのような事は言い訳にはならないだろう。取り敢えず今は『ハチワンダイバー』の柴田ヨクサルや『しおんの王』のかとりまさる・安藤慈朗などにエールを送り続ける事にしよう。そして皆さんもこういった将棋漫画を見かけられたら是非手に取って頂きたい。
……とろこで、中国語サイトのアレ、著作権とかどうなってんだろ。私の言える事じゃないけど。
英語のサイトも。
辿り着く手がかりとなったのはこちらの英語で世界に発信するブログ様のこの記事とTakodori's Self-brainstorming How to Promote Shogi Globally様のこの記事。
雑誌的にややマイナーなうえ、まだアニメ化もされていなかった時期からファンによる翻訳はなされていたようである。我々が自覚している以上に、日本の漫画は注目されている。
ただ、とはいえ、しおんの王では冒頭のような事を引き起こせないだろう。マニアの間ではともかく、世間的な認知度が低すぎる。しおんの王は1作の漫画としては面白いが、将棋ブームを巻き起こしうる「将棋漫画」かといえば正直否定せざるを得ない。最近の漫画の中では『ハチワンダイバー』が「将棋漫画」として光っているが、大人や中高生のみならず小学生や漫画にあまり興味を持たないような人間まで広く遍く多数の人間を巻き込んだ一大将棋ブームを巻き起こそうと思えば、やはり少年誌において「とっつきやすい・ハイクォリティーな対局・興奮するストーリー」の三拍子揃ったメガヒットを叩き出すしかないのかも知れない。
あと忘れてはならないのが将棋漫画を取り巻く状況とヒカ碁を取り巻いていた状況が決定的に異なるということだ。何せ『ヒカルの碁』は史上初の囲碁漫画と呼んでも過言ではないからだ。だからこそ日本棋院はしっかりとバックアップをし、マスコミにも注目され、過去作品による妙な先入観というものも無しに人々はあの作品を迎えた。他方、麻雀漫画にも言えることだが将棋を題材にした漫画は遥か昔から多数存在していたようである。こちらのサイトによれば少なくとも昭和44年には将棋漫画は存在していたらしい。この時点で『ヒカルの碁』のような「新鮮さ」を狙う事は出来ない。また、その後多数の将棋漫画が作られてきたが、『月下の棋士』などの作品の為に人々の間には少々ダークなイメージが染み付いてしまったのではないだろうか。
ゆえに将棋漫画は「注目されにくい」上に「とっつきにくい」という二重のデメリットを背負う羽目になった。
おまけに麻雀漫画の場合は「近代麻雀」という麻雀漫画専門しがあり、需要を遥かに超しているのではないかと思われるほどの(笑)供給がある。そういう作品の嵐の中で『アカギ』『むこうぶち』『哲也』『天牌』など多数の良作(それも著名な)が生まれている。
他方将棋漫画の場合は作品数はそれほど多くない。そして屑作品は連載6回ほどですぐクーリングオフ、というような専門誌(どことは言いません♪)も無い。よって相対的に良作と呼べる将棋漫画は少なく、『K○MAK○MA』のように少年誌で連載して見事にすっころんだ作品が目に付いてしまう。
とにかく将棋漫画を取り巻く状況は中途半端なのだ。
もっとも、将棋がもつゲーム性そのものが漫画に向いていないかもしれない。麻雀と違い将棋の局面を作るのはかなりの困難を要する。(ちなみに『しおんの王』の原作者は元女流棋士で1強時代を築いた林葉直子であり、『ハチワンダイバー』の将棋監修はアニメーターの息子でプロ八段の鈴木大介が行っている)
しかし同様のディスアドバンテージをもっていた囲碁においても『ヒカルの碁』という名作が出ているのだ。そのような事は言い訳にはならないだろう。取り敢えず今は『ハチワンダイバー』の柴田ヨクサルや『しおんの王』のかとりまさる・安藤慈朗などにエールを送り続ける事にしよう。そして皆さんもこういった将棋漫画を見かけられたら是非手に取って頂きたい。
……とろこで、中国語サイトのアレ、著作権とかどうなってんだろ。私の言える事じゃないけど。
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